ならしの動物医療センター

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report 症例報告

皮膚裂傷

2017.12.21

先週交通事故により皮膚が裂けた状態で来院されたわんちゃんです。
幸い何とか命に別状はなく、全身打撲と肝酵素の上昇、脳震盪症状で済みましたが、


皮膚の傷が酷く、麻酔下での縫合と洗浄処置を行いました。

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膝から陰部までの内股の皮膚が大きく裂け、筋肉や皮下組織が露出していました。

縫合後、漿液などの液体が皮下に貯まらないように左側に排液管(ドレーン)を留置しました。


赤黒く見えているのは腹部全体に広がった内出血の跡、紫斑です。
かなり大きな衝撃を受けたことがうかがえます。

…一週間後

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内出血もうすれ、傷口も癒合し始めています。
本人に大きな後遺症もなく、肝臓の数値も良化。経過は良好です。


交通事故は命を失うことも多々あります。
脱走癖のあるワンちゃん・ネコちゃんはくれぐれもご注意ください。