皮膚腫瘤
2021.12.04
今回の症例は6歳のヨークシャテリアです。
トリミングの身体検査で背中に皮膚腫瘤が見つかりました。
細胞診検査を行ったところ角化物貯留する良性病変の可能性が高く、病変部に感染も伴っているという結果だったため、
抗生剤の投与を行いながら経過を見ていましたが、飼い主さんの希望もあり切除手術を行いました。
摘出した皮膚腫瘤を病理検査に出した所、細胞診の検査と同じく、角質物の貯留が認められる嚢胞状の良性腫瘍という結果でした。
摘出状態も良好であり、今回の切除により予後は良好と考えられます。
獣医師 後藤