昨日はバレンタインデー
2022.02.15
というわけで
チョコを食べてしまったワンちゃんが来院されました。
いつも通りお薬を使って吐かせます。
無事に吐いてくれました。
今、当院で催吐処置に使うお薬はあるデータによると95%の催吐率とされていますが
実際の手ごたえはそれより低く感じます。
また吐いたとしても全量が出るとはかぎりません。
全身麻酔下での胃洗浄が必要になることがあります。
まれにワクチン接種などで来院されたワンちゃんが
「実はこの前。。。」
「でもネットで見たら大丈夫な量だったから。。。」とお話しされることがあります。
ワンちゃんの中にチョコレートの中毒物質を分解する力が遺伝的に弱い子がいることが分かってきました。
その子たちは一般に言われている量よりずっと少ない量で命の危険があります。
まだ好発犬種などは分かっていません。
とにかくワンちゃんの手や口の届くところには物を置かないでください。
獣医師 高橋