FNA
2017.12.22
本日の症例は皮膚に腫瘤のあるワンちゃんです。 見た目だけでは判断できないため、FNA(針吸引細胞診)を行いました。 このように、腫瘤に針を刺して注射器で吸引することで細胞を採取します。 場所によりますが、通常麻酔を必要とせずに検査を行うことができます。 吸引した細胞をスライドグラスに塗抹して標本を作製し、染色を行い、顕微鏡で確認します。 顕微鏡で確認された細胞の種類によって治療方針が決まっていきます。 当院では、専門医の先生に標本を送って見ていただくこともあり、 判断の難しい細胞診でも大体の治療方針を決めていくことができます。 今回の症例は現在、専門医の先生からの結果待ちです。