腹腔鏡手術(避妊手術)
2024.08.30
本日の症例報告は、腹腔鏡を用いた避妊手術についてです。
当院では通常の避妊手術の方法に加えて、腹腔鏡を用いての避妊手術も行っております。
腹腔鏡下手術のメリットとしては、まず傷口が小さいという事です。
通常、開腹での避妊手術では、腹部中心を(体格によりますが)数cm程の切開が必要になります。
腹腔鏡手術では小さい傷口(大体8mm程度の傷)が3か所で手術が出来ます。
痛みや侵襲性は少なく済むというのが一番のメリットです。
また傷口が小さい為、治癒するまでの時間が短く抜糸までの期間が短縮できます。
獣医師 古田