ならしの動物医療センター

ならしの動物医療センター

report 症例報告

アトピー性皮膚炎

2017.12.22

本日の症例は、皮膚科の特別診察を受診されたアトピー性皮膚炎のわんちゃんです。
 手足をはじめ、口元なども頻繁に掻いています。
 
 IMG_1464

 
 アトピー性皮膚炎は半年齢~3歳頃から始まる慢性的なかゆみが特徴的で、
毛が薄くなったり、肌が黒なってしまうことがあります。


 また、皮膚のバリア機能が低下してしまうことで細菌やカビに感染しやすくなってしまったり、
皮膚の状態が変化することで脂が出てべとべとしてくることもあります。

 
 治療は免疫抑制剤、かゆみ止め、スキンケアなどを行います。 
 
 今回のわんちゃんは免疫抑制剤がとても効いてくれていますが
 おそらくアトピー以外に原因がまだあるので、まずはアトピーの症状を抑えてから他の原因を探ります。