ならしの動物医療センター

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report 症例報告

チョコレート中毒

2017.12.20

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本日はチョコレート中毒についてお話します。
チョコレートにはテオブロミンという犬にとって中毒物質が入っており食べてしまうと
嘔吐、興奮、痙攣、心不全などを起こし最悪の場合死に至ります。

治療法としては催吐処置や胃洗浄を行いチョコレートが吸収される前に取り出してしまいます。
中毒症状が出てしまうと有効な解毒剤は無いので症状に対する支持療法になります。

チョコレートの種類によっては板チョコ1枚でも致死量に達するという報告もあるので、
人間からすれば大した量でなくてもチョコを食べたのに気づいたらすぐに病院に連れて来てあげて下さい。