ならしの動物医療センター

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report 症例報告

ニキビダニ症(毛包虫症、アカラス)

2017.12.21

IM-0001-0000


ニキビダニは常在寄生虫です。

つまりほとんどのワンちゃんの皮膚(毛穴の中)にいる寄生虫です。
その多くは、お母さん犬から哺乳を開始して2~3日で感染するそうです。

ニキビダニ症はニキビダニが過剰に増殖して起きる炎症性疾患です。

若いワンちゃんの発症は皮膚のバリア機能が未熟な為に起こる事が多く
限られた部位のみでの一過性の発症の事もあります。
大人の皮膚になる2歳くらいまで治療が必要になる事もあります。

治療は
・ニキビダニの駆除
・毛包環境の改善
・皮膚バリア機能
などを目的におこないます。