ならしの動物医療センター

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report 症例報告

ネコの糖尿病

2017.12.22

本日は糖尿病のネコちゃんについてのお話です。

糖尿病はインスリンの分泌や作用が低下し、多飲・多尿、高血糖、尿糖排出等の症状を示します。
インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる作用があります。

発症には遺伝的な要因や環境要因(肥満、感染、運動不足など)が関係しています。

治療は糖尿病用の食事を与え、カロリー制限を行います。


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おうちでインスリンを注射して頂く事もあるので、背中の毛を刈ってあります。

初めてのインスリン治療や重症の場合は入院が必要となる事もありますが、
状態が落ちついていたらおうちで注射することも可能です。


今回のネコちゃんは、おうちでもインスリンを打ちつつ、通院していただき治療を行っています。