ならしの動物医療センター

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report 症例報告

マイクロチップ

2017.12.21

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この写真はマイクロチップの挿入具です。

注射のように背中の皮膚にチクッと刺して装着します。

突然の迷子、地震などの災害、盗難、事故……ペットは自分では住所も名前もいえません。


そんなとき、マイクロチップ確実な身元証明になり、
専用の器具でスキャンすると個体情報や住所やご家族の連絡先まで読み取れます。


迷子や地震などの災害などによって、飼い主と離ればなれになっても、
マイクロチップの番号をリーダーで読み取り、データベースに登録された情報と照合することで、
飼い主のもとに戻ってくる可能性が各段に高くなります。


マイクロチップ自体は、直径2㎜、長さ約8~12㎜の円筒形の電子標識器具で、
内部はIC、外側は生体適合ガラスで覆われています。


それぞれのチップには、世界で唯一の15桁の番号が記録されていて、
この番号を専用のリーダー(読取器)で読み取ることができます。

 ※リーダーは、全国の動物保護センターや保健所、動物病院などに配備されています。 


動物の安全で確実な個体識別(身元証明)の方法として、ヨーロッパやアメリカをはじめ、
世界中で広く使われています。わが国でも、
近年犬やねこなどのペットを中心として利用者が急増しています。


一度体内に埋込むと、脱落したり、消失することはほとんどなく、
データが書きかえられることもないため確実な証明になります。


リーダーから発信される電波を利用して、データ電波を発信するため、
電池が不要で、半永久的に使用できます。


埋込みの方法
  • 通常の注射針より少し太い専用のインジェクター(チップ注入器)を使って体内に注入します
    痛みは普通の注射と同じくらいといわれており、鎮静剤や麻酔薬などは通常は必要ありません。
  • 埋込場所は、動物の種類によって異なりますが、
    犬やねこの場合では、背側頚部(首の後ろ)皮下が一般的です。
  • 犬は生後2週齢、ねこは生後4週齢頃から埋込みができるといわれています。
  • 費用は、動物の種類や動物病院によって異なりますが、犬やねこの場合では、数千円程度です。
  • マイクロチップの埋込みは、獣医療行為にあたるため、必ず獣医師が行います。
    詳しくは、お近くの動物病院にご相談ください。
(環境省のHPより引用)

ご検討の際は獣医師までご相談ください。