ならしの動物医療センター

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report 症例報告

低周波パルス治療

2017.12.20

低周波鍼通電パルス治療ともいいます。
本来の鍼治療は中医学にそって、全身の経穴(ツボ)に鍼を刺入し
機械的刺激によって体の機能回復や体質改善を目的とします。


さらにその鍼に電極をつけ、生体電流に近い低周波の電流をパルス式に通電することで
筋肉や神経に電気刺激を与えます。


筋肉の収縮を促す働きがあり、血行改善や麻痺に対してのリハビリに使用します。

当院では椎間板ヘルニアや脊髄梗塞などの麻痺性疾患の症例に対して実施しています。
写真の症例は脊髄梗塞により歩行不可能になったMシュナウザーの症例ですが、
鍼治療や低周波パルス治療により現在は回復、まったく違和感のない歩行が可能になりました。


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