ならしの動物医療センター

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report 症例報告

椎間板ヘルニア(③低周波パルス治療)

2020.11.17

今回の症例は椎間板ヘルニアの6歳8カ月のミニチュアダックスフンドです

この症例は過去2つの症例とは異なる症例ですが、この症例も椎間板ヘルニアを発症し後肢の麻痺が認められたため手術を行いました。

その後、退院後の補助的な治療として低周波パルス治療をおこなっています。

低周波パルス治療では、ツボに刺した鍼に電極をつけて筋肉や神経に低周波の電流を流すことで筋肉を収縮させます。

麻痺によって動かなくなってしまった筋肉や弱ってしまった神経を電気刺激で刺激させることによって血行改善や麻痺に対するリハビリ効果が期待できます

右側に写っているのが低周波の電気を発生させる器械です

 

 

 

 

 

 

 

この症例も手術後のリハビリと鍼治療、お灸、低周波パルス療法を行い、徐々に後肢の麻痺の改善が見られています。

 

獣医師 後藤