ならしの動物医療センター

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report 症例報告

歯肉の腫瘤

2017.12.14

本日は休診日のため、先日の症例を報告いたします。
昨年にトリミングで来院された際、歯肉に腫瘤が確認できたため、FNAを実施。
診断としては、化膿性炎症による腫脹の可能性が考えられると診断がついたのですが、
内服薬を使用しても小さくならず、逆に大きくなってきたため、麻酔下で、
組織の一部をとり、組織検査を行うことになりました。

高齢のワンちゃんだったので、麻酔をかける前に術前検査として、レントゲン検査、
腹部超音波検査を実施。
その検査にて、肝臓全体が異常所見が認められ、腫瘍を疑う所見が確認されました。

飼い主様と相談し、今回は歯肉の組織生検、CT、肝臓のFNAを実施することになりました。

3D-MPR作成用

CTでの、歯肉の腫瘤です。

読影用(2相目)

肝臓で、腫瘍を疑う所見です。

現在、すべての検査結果待ちです。