ならしの動物医療センター

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report 症例報告

毛包嚢胞

2017.12.21

ワンちゃんの皮膚に比較的よく見られる腫瘤の1つです。
 FNA(細針細胞診)の所見は

角化物が採取され
 炎症や悪性腫瘍を示す細胞がない

といったものになります。

実際には他の毛基質由来の腫瘍(皮内角化上皮腫など)の可能性もあります。
 いずれにしてもその多くは良性病変です。

但し、大きく成長したり、自潰を繰り返す事があるので
 外科的切除をお勧めしています。
 良性病変ですから腫瘤の周りを大きく採る必要はありません。

写真は自潰した毛包嚢胞です。


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