ならしの動物医療センター

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report 症例報告

血胸

2017.12.22

本日の症例は呼吸が苦しそうなねこちゃんです。

レントゲン検査とエコー図検査で胸の中に水が溜まっていることがわかったので、針を刺して抜きました。


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胸の中に貯まっていた水は薄い血液のようなものでした。
この場合、外傷や腫瘍、寄生虫、血液凝固障害、肺葉捻転などが原因として挙げられます。

今回のねこちゃんは、
この胸に溜まった水とリンパ節に針を刺して得られた細胞を用いて細胞診を行いました。


結果は腫瘍の可能性もあるという結果でした、
現在は対症療法として血液を作らせるホルモンや血液の流れを良くする薬を飲ませていて、
体調はとても良さそうです。


今後も定期的に胸の水を抜く予定です。