足の裏の腫瘤
2021.02.03
今回の症例は1歳3か月のフラットコーテッド・レトリバーです
前足の狼爪の付近にできものができたとのことでご来院されました。
飼い主様が気が付いたのは1カ月前頃だったそうですが徐々に大きくなってきたため、細胞診検査を実施しました。
細胞診検査では、針を刺して吸引する事で細胞を採取しその細胞を顕微鏡で確認することで、その腫瘤がどのような細胞からできているかを診断します。
この検査は針吸引で採材を行うため検査にあたって麻酔等が必要なく、侵襲性が低い検査です。
今回採取した細胞は、現在検査センターに送付し診断を待っています。
獣医師 後藤