ならしの動物医療センター

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report 症例報告

避妊手術~腹腔鏡~

2018.10.29

本日は腹腔鏡下での避妊手術の症例です。

 

当院では、腹腔鏡システムを導入して、現在腹腔鏡を用いての避妊手術を行っております。

今回は、6カ月齢の猫ちゃんの避妊手術を行いました。

 

腹腔鏡を用いての避妊手術のメリットとしては、まず傷口が小さいという事です。

通常の開腹での避妊手術では、大きくお腹の中心を切開しなければいけないのですが、

腹腔鏡では、小さい傷口(大体5mm程度の傷)が3か所で手術が出来ます。

その分、ワンちゃんネコちゃんの痛みや侵襲性は少なく済むというのが一番のメリットだと思います。

3カ所にポートを入れて手術を行います。

 

開腹しない分、体の臓器が外気に触れないので、胃腸に対する負担も少なく、卵巣も無理に引っ張ったりしないので、痛みも少ないです。