陳旧性出血
2017.12.21
本日の症例報告は、脾臓についてです。 今回、手術が必要なワンちゃんがいたので、昼に手術を行い、開腹してみると、 脾臓に石灰沈着のようなものが付着しておりました。 明らかに、脾臓表面に何かが付着しております。 今回付着物をとり、病理組織検査に送りました。 診断は、陳旧性出血。 このような病変はしばしば犬で偶発的に発見される変化で、悪性所見ではないそうです。 脾臓の機能自体にも影響はないとのことでした。