ならしの動物医療センター

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report 症例報告

顎下の腫瘤①

2021.06.12

今回の症例は 2歳7か月のパグです

前日に顎の下から出血がありできものが出来ていることに気付いたとのことでした。

顎の下のできもの

 

 

 

 

 

見てみると顎の下に直径約1センチの皮膚腫瘤が認められました。

犬や猫のできもの(腫瘤)は見た目では良い物か悪い物かの判別はつきません。

そのため、細胞診検査で判断を行います。

細胞診検査では、針を刺して吸引する事で細胞を採取しその細胞を顕微鏡で確認することで、その腫瘤がどのような細胞からできているかを診断します。

 

現在、採取した細胞は検査センターに送付し、診断結果を待っています。

 

獣医師 後藤