ならしの動物医療センター

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report 症例報告

顔の腫れ

2017.12.21

顔が腫れているネコちゃんが来院しました。

左眼の下が腫れています。

少しきかん坊さんなのでタオルで包んで手が出てこないようにしてから
診察させてもれいます。




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眼の下が腫れる場合

・外傷
・歯根尖膿瘍
・口腔内の外傷
・腫瘍

などが鑑別診断として考えられます。


それら鑑別診断リストから
皮膚の精査、口腔内の精査、レントゲン検査、針生検などで
除外していくのですが
きかん坊のネコちゃんのお顔周りは
それが難しい事があります。

今回は元気も食欲もあることから
抗生物質で治療を開始して反応を見ることになりました。
いわゆる「診断的治療」です。

抗生物質で反応が悪い時、反応するが繰り返す時は
鎮静剤等を使って検査をします。