骨髄穿刺
2017.12.22
本日の症例報告は、骨髄穿刺についてです。 本症例は、食欲の低下がみられ、検査を行ったところ、重度の貧血が見つかった症例です。 貧血の原因を探るため、血液検査やレントゲン検査、腹部超音波検査、 糞便検査、尿検査、ベクターPCR検査を実施。 非再生性の正球性正色素性貧血で、溶血などは起こしておらず、 貧血を起こすような異常所見は認められませんでした。 その貧血を起こすような、腎疾患や慢性疾患などが認められなかったため、 骨髄穿刺を行い、骨髄検査を行いました。 骨髄検査および鉄芽球性貧血を診断するための鉄染色も行ってもらい、 現在検査結果待ちです。 まずはステロイドやシクロスポリンなどの免疫抑制剤による治療を現在実施中です。