肥満細胞腫
2018.06.20
肥満細胞腫とは肥満細胞という免疫に関わる細胞の腫瘍です。
多くは皮膚に発生し、犬では悪性のがんとされています。
この症例は猫ですが、猫でも全身に転移が認められる事があります。
今回は手術にて皮膚の腫瘍とリンパ節を外科的に摘出しました。
摘出したリンパ節には初期の転移病変が発見された為、リンパ球活性化療法を行いました。
現在は転移や再発もなく、元気に過ごしています。
左の画像は無菌状態で培養したリンパ球を回収しているところです。
右はこの症例の猫にリンパ球を投与している様子です。